岐阜市議会 2021-03-04 令和3年第1回(3月)定例会(第4日目) 本文
これまでの具体的な取組といたしましては、基本方針の1つ目である計画的な維持・更新について、平成30年度から2年間にわたり本市が保有する建築物系施設を対象に、建物自体の健全度を把握するため、建物躯体の健全度と、外壁や屋根など躯体以外の状況を把握する劣化度調査を実施いたしました。その結果、調査対象施設のうち9割を超える施設において、長寿命化への対応は可能であると評価したところでございます。
これまでの具体的な取組といたしましては、基本方針の1つ目である計画的な維持・更新について、平成30年度から2年間にわたり本市が保有する建築物系施設を対象に、建物自体の健全度を把握するため、建物躯体の健全度と、外壁や屋根など躯体以外の状況を把握する劣化度調査を実施いたしました。その結果、調査対象施設のうち9割を超える施設において、長寿命化への対応は可能であると評価したところでございます。
また、公共施設の老朽化対策につきましても、建築物系施設全体の在り方を示す(仮称)岐阜市公共施設保全計画の策定に向け、今年度取り組んでいるところでございます。
新年度は、今年度実施した公共施設劣化度調査を踏まえ、建築物系施設全体の保全の在り方を示す(仮称)岐阜市公共施設保全計画の策定に取り組んでまいります。 シティプロモーションについてであります。
平成29年3月に岐阜市公共施設等総合管理計画が策定され、その中で本市の建築物系施設の総数は800施設1,660棟であり、延べ床面積は約135万8,000平方メートルとなっているとのことです。そして、保有量の内訳を施設類型ごとに見ると、延べ床面積では学校施設が全体の44.6%を占めるということであります。一番ボリュームが多いのがこの学校施設であります。
本計画は、建築物系施設のほか、道路や橋梁などのインフラ資産や土地を対象とし、公共施設等の運営、維持管理に加え、自治体経営の視点から総合的に管理、活用する必要があり、今後10年間における公共施設マネジメントの基本方針を掲げ、各部にマネジメント推進委員を設置し、それぞれ具体的な取り組みを実施することとしております。
計画は、本市の保有する公共施設、いわゆる建築物系施設のほか、道路や橋梁などのインフラ資産や土地を対象に長期的な視点を持って公共施設等の更新、長寿命化を計画的に行い、財政負担の軽減や平準化、そして、公共施設等の最適な配置の実現を目指すものであります。
建築物系施設全てに共通する──あっ、失礼しました。──この計画は、岐阜市における全ての資産について、今後10年をめどとした総合的な管理方法が明記されており、全体を的にすると雑駁な議論になってしまいますので、今回は、あえて施設類型でいう土地、インフラ資産を除いた建築物系施設に絞ってお伺いをしたいと思います。